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里山自然園 花ごよみ

みもり園が位置する水守(みもり)という地名は、日本武尊(ヤマトタケル)が清らかな泉を発見して水守(みずもり)を置いた事に由来すると言われています。当園ではその地下水を利用しており、いつも美味しい水を味わうことができます。また、現在でもみもり園の園舎前の山林の合間には清水が湧き出しており、水路沿いの湿地には低湿地を好むハンノキの大木も生えています。

みもり園はこのように豊かな自然環境に囲まれ、施設の利用者と共にキノコや農作物の栽培、薪や腐葉土の生産等を行っています。自然環境を保全しながら自然を利用する「里山」の営みです。

当園では、この里山の四季を楽しんでいただくことを目的に「里山自然園」を整備しています。また、各種の水生植物を楽しめる「水辺の植物園」も用意しています。ぜひ足をお運びいただければ幸いです。


ミゾソバの花

自然園の湿地でミゾソバの群落が白い花を着けています。ミゾソバは湿地に生えるタデ科の野草で、普通はピンクのコンペイトウ状の花を着けますが、当園のミゾソバはほとんどが白花で、清楚な綺麗さが際立ちます。
2023,10,5


ボントクタデ群落の花

里山自然園の水路の中、ミズアオイの隣でボントクタデの集団がそろって花を咲かせています。ボントクタデは水辺に生えるタデ科の一年草で、個々の花は小さいのですが淡紅色の花穂を垂らす姿が綺麗です。刺身のつまに使われるヤナギタデに芽生えの草姿が似ているものの、葉に辛みが無いので「役に立たない」というのが名前の由来だそうです。
2023/9/19

ミズアオイの花

里山自然園の奥の水路でミズアオイの青い花が咲いています。ミズアオイは国および茨城県の準絶滅危惧種に指定されている大型(背丈30~70センチ)の水草で、ホテイアオイや水田雑草のコナギに近い一年草です。茨城県内では霞ケ浦周辺の蓮田や水路に自生しています。
2023/9/13


社会福祉法人にいはり福祉会
みもり園
〒300-4245
茨城県つくば市水守859-4
TEL.029-850-9030
FAX.029-869-0535
Email:tsukuba@mimorien.jp
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